今後のIT業界
今後のIT業界
2011年6月8日に、アップルがiOS5を発表しましたが、それによってたくさんのアプリケーション開発事業者が大打撃を被っているらしい。プラットフォーマーのファシズムと言うべきか、Appleはかなりやりたい放題になっているらしい。でも心配しなくていい、Appleはもともとそういう企業なんですよ。
たとえばTwitterに写真をアップロードするサービス「Twitpic」がありますよね、最近のiOS5への更新によってアイフォンから直接ツイッターへ写真を送ることができるため、わざわざTwitpicsを通さなくてもよくなった。これはTwitpicとしてはたまったものではないだろう。最新のIT業界ではよくあることだけれど、巨人が動けば会社の事業システムすべてを否定される。GoogleがGmailを発表したときもそうだった。YahooとHotmailはこてんぱんにやられた。
昔「ご近所さんを探せ!」というSNSの走りみたいなサイトがあったけれど、mixiの登場で一気に閉鎖に追い込まれた。夏野剛が「グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業」という本を著したけれども、GoogleやAmazon、そしてApple、マイクロソフトなど「ウェブ業界の巨人」に寄り添ってビジネスをしていると、「巨人の機嫌」によって会社の存続さえも危うくなってしまうのだ。Windowsの凋落を面白く思っているWin系の開発者は少ないだろう。
今後、IT業界はネイティブに向かうのか、それともウェブに向かうのか?
答えはおそらく、「両方」。
最近、HTML5とjavascriptが熱い。
この二つの言語は
1、習得が比較的容易で
2、アイフォンやアンドロイドのアプリが作れて
3、Facebookのアプリも作れる
4、Webサイトも当然作れる
今もっとも習得をお勧めしたい言語だ。
今後、IT業界は
- アイフォン/アンドロイドのネイティヴな「モバイルコンピュータ」と、
- Facebook、ツイッター、
位置情報サービスの「Foursquare」などの「ソーシャルメディア」
この2つが中心に進んでいくのだけれど、Webにも、アイフォンなどのスマホにも、いずれにも柔軟に対応できるのはHTML5とjavascriptだ。
また、HTML5やjavascriptのようなWeb言語であれば、さっき述べたような「巨人の機嫌」にも左右されない。やりたい放題のAppleでも、Webまでは取り締まることはできないからだ。HTML5とjavascriptは、objective-CやAndroidを学ぶよりもいい選択肢だと思う。
最後に
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a:2007 t:1 y:0